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Exhibitions

野村浩 – Painter

2024年1月20日(土) - 2月18日(日)
© Hiroshi Nomura
2024年1月20日−2月18
木曜−日曜 13:00-18:00 *イベント開催のため、2/17(土)は17:30クローズ
月曜−水曜 アポイント営業
オープニングレセプション: 2024年1月20日(土)18:00-20:00

Introduction

2024年1月20日より2月18日まで、POETIC SCAPEでは11回目となる野村浩の個展「Painter」を開催いたします。また本展示にて東京都写真美術館を中心に開催される恵比寿映像祭2024の地域連携プログラムにも参加いたします。
野村は東京藝術大学にて油画を専攻していた当時から多くの写真作品を発表してきました。写真というミディアムに対する野村の深い考察は、2018年にコミック 『CAMERAer -カメラになった人々』として結実します。読む者を写真の深淵へと誘う本書は、「写真論コミック」として大きな反響を呼びました。
個展「Merandi」(POETIC SCAPE/2020年)以降、絵画作品の制作に再び注力してきた野村は、並行して『CAMERAer』の続編とも言える『Painter』の執筆を進めてきました。本展では完成した「絵画論コミック」の登場人物が制作する絵画を、プロップ(映画などに登場する小道具)として展示します。コミックと参考図版を掲載した別冊によって綴じられた世界を、展示によって再び開くことで現実の世界と共鳴させ、新たに絵画の見方を拡張することを試みます。

Event

ギャラリートーク:野村浩 × 清水穣(美術評論家)

2024年2月17日(土)18:00-19:30
POETIC SCAPE
1000円(トーク終了後ミニパーティあり)要予約、定員20名
お申込はメール(front-desk@poetic-scape.com)にて、参加者の氏名、人数、お電話番号をお知らせ下さい。
*メールでのお申込み後、3日以内に返事がない場合は、お手数ですがお電話(03-6479-6927)にてご確認ください。

Profile

野村浩
Hiroshi Nomura
1995年 東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修了。在学中から写真を中心にメディアを横断する作品を発表し続けている。2018年には写真とカメラにまつわる ”写真論”コミック本「CAMERAer」を上梓。また野村をゲストキュレーターに招いた平成30年度横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展「暗くて明るいカメラーの部屋」(横浜市民ギャラリーあざみ野、2019年)は大きな反響を呼び、同年11月から中国・成都のA4 Art Museumにて巡回展が開催された。
主な個展に、1997年「THE GENESIS OF THE EXDORA WORLD」(Taka Ishii Gallery/東京)、2008年「目印商品 展」( LOGOS GALLERY/東京)、2020年「Merandi」(POETIC SCAPE/東京)など。
海外の作品展示では、「PHOTOESPAÑA 2012 Asia Serendipity(2012年/スペイン)、Belfast Photo Festival(2019年/北アイルランド)など多数。主な著書に「EYES」(2007年/赤々舎)「Slash」(2010年/N/T WORKS)など。キヤノン写真新世紀第3回(1992年)、第5回(1993年)公募優秀賞、第31回写真の会賞(2019年)受賞