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山田悠 – 日時計の面影

2023年11月1日(水) - 12月10日(日)
©Haruka Yamada《Sun of the City (Katsurao)》
2023年11月1日−12月10日
※11月1日(水)〜 5日(日) はアートウィーク東京のため10:00より開廊
水曜〜土曜 13:00–19:00/日曜 13:00–18:00
月曜・火曜 休廊
オープニングレセプション: 2023年11月4日(土)18:00-20:00

Introduction

POETIC SCAPEでは11月1日より12月10日まで、当ギャラリーでは二度目となる山田悠の個展「日時計の面影」を開催いたします。また本展示にてArt Week Tokyo 2023に参加いたします。

山田悠が2013年から構想を始め、これまで世界各地で何度か実現されてきた《Sun of the City》は、都市空間にある既存の構造物を利用してその場所でしか機能しない日時計を制作するプロジェクトです。私たちの日常生活と天体の運行を、時刻や経緯度というグローバルなシステムを介しながら結びつけます。

今回の個展では、各地で実現してきたサイト・スペシフィックな日時計の再構築・再解釈の方法を探ります。いくつかの方法によって移し替えられたり複製された日時計は、実物の日時計の不在を表すことを通じて世界のどこかに今もある(もしくはあった)日時計の存在を示し、離れた場所で機能しているだろう日時計の面影として提示されます。

Profile

山田悠 1986年神奈川県生まれ。武蔵野美術大学油絵学科卒業後、フランスのエコール・デ・ボザール・ド・ディジョン(ディジョン国立高等美術学校)に留学し、空間デザインとアートの過程を修了。2つの領域での学びを通じて都市空間におけるアートの実践に興味を持つ。変動する都市環境の中で自らの行為をどのように作品として成立させることが出来るかについて関心を持ちながら、都市、自然、人間という要素を相対的に捉え、ものごとの関係を測り直す。個展に「Nocturne」(2022年、POETIC SCAPE、東京)「喩でもなく訴でもなく vol.2 山田悠「ノクターン|Nocturne」(2021年、soco1010、東京)、グループ展・プロジェクトは「瀬戸内国際芸術祭2022」(2022年、多度津街中プロジェクト、香川)、「黄金町バザール 2020—アーティストとコミュニティ」(2020年、神奈川)、「Widget Factory Annual Art Show」展(2019年、Aparaaditehas、タルトゥ、エストニア)など多数。また「ゲンビどこでも企画公募」入選(2016年、広島市現代美術館、広島)、「Prix Dauphine pour l’art contemporain」 グランプリ(2015年、パリ、フランス)を受賞している。