1953年、琉球政府(現・沖縄県)大宜味村生まれ。1970年代から写真をはじめ、1974年、WORKSHOP写真学校東松照明教室で写真を学ぶ。沖縄を拠点に制作活動を続け、沖縄をめぐる人物を中心に、人々に密着した作品を制作している。2011年、『FENCES, OKINAWA』で、さがみはら写真賞を、2019年には日本写真協会賞作家賞を受賞。2024年には文部科学大臣賞、土門拳賞、東川賞を受賞、釜山ビエンナーレ出品。2025年には、ウォリック・アーツ・センター(Warwick Arts Centre)での個展、サンパウロ・ビエンナーレに参加。国内外で広く写真を発表し、沖縄県立博物館・美術館のほか、東京国立近代美術館、国立国際美術館、東京都写真美術館、福岡アジア美術館、横浜美術館、ヒューストン美術館(アメリカ)、メトロポリタン美術館(アメリカ)などパブリックコレクションも多数。
プロフィール画像 ©喜友名逸郎